【販売済】大徳寺418世 宙宝宗宇 画賛幅「洞中山色四時好」 chuho, souu "landscape"

宙宝宗宇  ? - 1838(天保9)

江戸後期の臨済宗の僧。大徳寺四百十八世。京都生。宙宝は道号、宗宇は諱、松月老人と号する。大徳寺四百六世則道宗軌に就いてその法を嗣ぐ。天保7年(1836)仁孝天皇より大光真照禅師の号を賜る。天保9年(1838)寂、79才。

 

山中菁藻斎 やまなか せいそうさい
江戸時代後期の画家。大坂の人。狩野派の鶴沢探泉(?-1816)の門人。名は幸直。
字(あざな)は常坦。通称は鴻池(こうのいけ)善五郎。


洞中山色四時好 雲外渓声一様寒
洞中の春月は四時に好く、雲外の渓声は一様に寒し自分のいる世界の空にかかる春の月は四季にいつも素晴らしい。外に出れば川の流れの音が爽やかに聞こえる。
大燈国師が弟子に「仏陀の生前と滅後で仏の教えに変わりはありますか」と問われた際の答えで、意味は「何もかわらないよ 」。