水月窯 虎渓山 紅白梅茶垸 suigetsu kiln red and white plum blossoms bowl

水月窯 suigetsu-gama

1946(昭和21)年、虎渓山永保寺の広大な敷地を借り受け人間国宝「荒川豊蔵」が築窯。
現在も伝統的手法で製陶し続けている。
​当主は豊蔵、武夫、広一と共に作陶に50年従事した水野繁樹が伝承者として継承。


荒川豊蔵
荒川豊蔵は、昭和5年に美濃・大萱の山中で桃山時代の陶片を発見し、志野・瀬戸黒・黄瀬戸は美濃で古来焼かれたものであると立証し、自ら桃山時代の陶片から、土・釉薬・窯・工程など長年研究をして、再現に成功した。
後年、文化勲章を授与され、志野・瀬戸黒の初代人間国宝に認定。