【売約御礼】七代 吉向松月(吉向蕃斎)織部喰籠 立花大亀御書付 the 7th kikko, shogetsu oribe sweets container

七代 吉向松月(吉向蕃斎) 1924(大正13) - 2018(平成30)

大阪で制作される吉向焼の7代目として活躍。

1924年に大阪府の枚方にて生まれ、20代前半の頃に6代目・吉向松月に弟子入りした。弟子入りから3年後となる1950年に7代目松月として襲名し、同時に個展なども開催。作家としてその名を広く知られていくこととなる。

1975年には関西女子学園美術短期大学の講師となり、並行して制作活動も行う中で、1984年には和宗の本山・四天王寺の管長・出口常順から“蕃斎”の号を授かる。のちの平成元年には、大阪府から産業文化の功労者として知事表彰され、そのほか大阪工芸協会参与や枚方工芸会顧問なども務める。

2018年に吉向蕃斎は93歳で息を引き取るが、吉向松月窯は8代松月が跡を継いでおり、また2007年には、9代松月が襲名した。