小山岑一 紅毛カップ6客 koyama, shinichi dutch 6 cups and 6 saucers

小山岑一 1939(昭和14)- 2006(平成18)

東京都中野区出身。祖父は貿易商・血液循環療法を創見した小山善太郎(同墓)、父は中国陶磁器研究家の小山冨士夫(同墓)の長男として生まれる。1959(S34)桑沢デザイン研究所卒業し、長崎県波佐見、白山陶器デザイン室入社。'64岐阜県土岐市陶芸試験場入場。 '66鎌倉の自宅に永福窯を築窯し、日本伝統工芸展などを中心に作品を発表。岐阜県土岐市の花の木窯(冨士夫窯)にても居を移し作陶。 '80日本工芸会正会員。'87日本陶磁器協会賞受賞。'89(H1)万葉洞みゆき店にて作陶二十五年記念展を開催。25歳で焼き物の道に入り釉薬の研究に熱中。天目釉(鉄釉)柿釉、青碧釉、紅毛手などの釉薬の調合研究を続け、常に新しい美に向けて挑戦した。 作風は花ノ木(無釉焼締)・紅毛(オランダ)・呉須(染付)・三彩・赤絵・油滴・柿釉など多岐にわたり、それぞれ自家薬籠中の技法として季節感あふれ、バラエティ豊かな作品を手掛けた。 土岐市にて逝去。享年67歳。没翌年、万葉洞みゆき店にて遺作展が開催された。