佐藤朴堂 大徳寺派福聚院 茶杓「蝉しぐれ」 satou, bokudo tea scoop

佐藤朴堂 1935(昭和10)-

滋賀県・福聚院住職

昭和10年京都生まれ
昭和22年兵庫県大徳寺派蔵雲寺 熈道和尚に就いて得度
昭和31年妙心寺専門道場に掛塔
昭和46年大徳寺派福聚院 住職
昭和52年大徳寺前住位稟承


福聚院
臨済宗大徳寺派
本尊:観世音菩薩
南北朝時代(1336〜92)大徳寺開山の大燈国師の弟子、海岸了義禅師が禅修行の道場として開く。福聚院は創建から二度にわたって大火に見舞われ、史料の多くが失われた。現在の建物は、平成元年(1989)に再建されたもの。本堂・庫裏・鐘楼などの伽藍が黒松で引き立てられている。 

臨済宗
中国禅宗五家(臨済、諸ラ仰、曹洞、雲門、法眼)の一つで、唐の臨済義玄を宗祖とする。
義玄は「喝の臨済」「臨済将軍」の異名で知られ、豪放な家風を特徴として中国禅興隆の頂点を極めた。なお、正式な表記は、臨濟宗、臨濟義玄。

「大徳寺派」は、1315年 宗峰妙超により始まった京都の大徳寺を本山とする宗派。