土居庄次 栗ノ絵水指 doi, shoji water jar with chestnut drawing

土居庄次 1937(昭和12) -

土佐能茶山にて作陶する、承応2年(1653)に土佐藩窯として始まった尾戸焼の窯元、土井窯四代目。父・土居幸吉に師事。
地元の陶工久武繁亀の指導を受け、伝統の技法を受け継ぎ、薄造りの造形と描き込み過ぎない絵付で空間を生かした茶陶を継承。轆轤技術と細かい細工に秀でる。
2001年に労働大臣より卓越技能賞(現代の名工)に選出、06年には黄綬褒章を受章。