【販売済】方谷浩明 大徳寺512世十二代管長 一行幅「閑坐聴松風」 hotani, komei "kanzashite shofuwo kiku"

方谷浩明 1913(大正2)- 1995(平成7)

臨済宗の僧。大徳寺五一二世。法諱は宗然、桃源と号する。相国寺櫪堂に嗣法して、博多崇福寺住持となり、昭和41年大徳寺派管長に就任する。平成7年(1995)歿、82才。

 

閑坐聴松風 かんざして しょうふうをきく

閑坐とは、一切の妄念を離れて座禅すること。松風とは、松の木に吹く風の音だが観念的に静寂の世界を表す。釜の煮えたぎる音の中で最上とされる音が松風。『新版一行物(芳賀幸四郎)』には、松風を通して宇宙の大生命の息吹を聴き、それと合一する境に遊ぶこと、とある。