縦約187.5㎝ 軸棒37.5㎝
裏千家 十四代 淡々斎 一行幅「松無古今色」 urasenke the 14th sen, soshitsu tantansai "matsuni kokonno iro nashi"
裏千家 十四代 千宗室 淡々斎 1893(明治26)- 1964(昭和39)
裏千家十四代家元。
東京都出身。十三代千宗室の長男。同志社普通部卒。号は碩叟、淡々斎。
1940年全国組織の淡交会を設立、裏千家発展の基礎を築く。また国際茶道文化協会を設立、茶道の海外普及にも努めた。
妻は千嘉代子。子に長女の塩月弥栄子(宗芯)、次女の櫻井良子(宗養)、長男の十五代千宗室、次男の納屋嘉治(淡交社社長)、三男の大谷巳津彦(デザイナー)。
松無古今色 まつに ここんの いろなし
「松無古今色 竹有上下節」
(松に古今の色なし 竹に上下の節有り)
・松の緑の不変は「平等」
・竹の節のあることは「区別」
そのどちらかに偏るのでなく、どちらの側面も自然としてあるものだから、平等でありながら同時に違いが存在することを認める見解こそが真理である