鈴木睦美 朱金地波蒔絵平棗 鵬雲斎御書付 suzuki, mutsumi wave makie (gold lacquer) flat tea container whose color is vermilion

鈴木睦美 1942(昭和17)- 2009(平成21)

京塗師の二代鈴木表朔を父に持ち、代々塗師として活躍した家に生まれる。
食器・茶器の制作に専念した現代京都の漆芸家を代表する一人。
表派の系譜を受け継ぐ塗りの仕事を中心に、繊細で高い造形性を有したものが多い。

1975年の33才の時、京都タカシマヤ美術画廊で初個展以降3年毎に10回を催す。
東京日本橋タカシマヤ、銀座和光、松屋で個展。海外はストックホルム東洋博物館(34才)で初展覧会を始め、ニューヨークメトロポリタン博物館で展示等、合計18ヶ所で展示及び展覧会を催す。